侵入犯罪の種類と手口一覧【住宅防犯の基礎知識】

miroku

実践者が知っておくべき「狙われ方」

防犯対策を始めた頃の私は、

「空き巣に入られなければ大丈夫」

と思っていました。

しかし実際には、

侵入犯罪には複数の種類があり、

それぞれ狙い方がまったく違うことを知りました。

この記事では、

自宅(実家)の防犯対策を実践している立場から、

住宅を狙う侵入犯罪の種類と代表的な手口を

わかりやすく整理して解説します。

侵入犯罪を知ることが防犯の第一歩

侵入犯罪は、「家の隙」を突いて行われます。

どんな手口があるのかを知るだけで、

「これは危ないな」と気づけるようになります。

住宅を狙う侵入犯罪の主な種類

まずは、住宅で多い侵入犯罪の種類を押さえておきましょう。

1.空き巣:留守中を狙う侵入犯罪

特徴

・家族が不在の時間帯を狙う

・日中・夜間どちらも発生

・物音を立てず侵入する

よくある手口

・無施錠の窓や勝手口から侵入

・ガラス破り

・鍵のこじ開け

実践者の気づき

「昼間は安全」と思っていましたが、

日中の空き巣被害も多いと知り意識が変わりました。

2.忍び込み:就寝中を狙う侵入犯罪

特徴

・家族が寝ている夜間に侵入

・気づかれずに金品を盗む

・非常に危険度が高い

よくある手口

・寝室から遠い窓・勝手口を使用

・無施錠を狙う

・音を立てない侵入

注意点

忍び込みは、

人がいる=安全ではないことを教えてくれます。

3.居空き:在宅中を狙う侵入犯罪

特徴

・家族が起きている時間帯

・在宅しているのに侵入される

・高齢者世帯で多い

よくある手口

・玄関や窓の無施錠

・「ちょっと外に出た隙」を狙う

・物音に気づきにくい時間帯

実践者の反省

私も「家にいるから大丈夫」と

無施錠にしがちでした。

4.ガラス破り:侵入手口の定番

手口の内容

・ドライバーなどでガラスを割る

・鍵の周辺だけを破壊

・音を抑えて侵入

対策例

補助錠の設置

防犯フィルム

割れにくい窓対策

5. 無施錠侵入:最も多い侵入原因

実は一番多い理由

・鍵の閉め忘れ

・「少しだから」という油断

実践者の学び

防犯対策で最初に変えたのは、

施錠の習慣でした。

6.足場利用:登れる環境を利用した侵入

よくある例

物置

室外機

ゴミ箱

対策のポイント

・窓の下に物を置かない

・足場になりそうな物を固定・撤去

7.合鍵・施錠破り

手口の内容

・古い鍵を狙う

・ピッキングしやすい鍵を使用

対策のポイント

・防犯性の高い鍵への交換

・ツーロック化

侵入犯は「入りやすい家」を探している

侵入犯は、プロのように下見をしています。

簡単に入れそう

時間がかからなさそう

見られにくい

上記の3点が揃うと、

狙われるリスクが一気に高まります。

侵入犯罪を防ぐためにまずやること

私が最初にやったのは、

侵入手口ごとに自宅を見直すことでした。

無施錠になっていないか?

割れやすい窓はないか?

足場になる物はないか?

まとめ:手口を知れば防犯は難しくない

侵入犯罪は、知っているだけで防げるケースも多いです。

種類を知る

手口を理解する

自宅に当てはめて考える

これが、本当に意味のある防犯対策の第一歩です。

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家の防犯実践者
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