集合住宅で防犯意識が下がる原因とは?
実践者が見てきた「安心が油断に変わる瞬間」
「マンションだから安全」
「オートロックがあるから大丈夫」
これは、集合住宅に住む多くの方が無意識に抱いている思い込みです。
しかし実際には、集合住宅こそ防犯意識が下がりやすく、狙われやすい環境でもあります。
私は戸建て・賃貸・分譲マンションで防犯対策を行ってきましたが、
被害が起きる前には必ず”油断のサイン”がありました。
この記事では、
なぜ集合住宅で防犯意識が下がるのか、
その原因と具体的な対策を実践者目線で解説します。
原因1:「誰かが守ってくれている」という他人任せ意識
集合住宅では、
・管理会社がいる
・管理人がいる
・他の住民もいる
こうした環境が、
「自分が防犯しなくても大丈夫」という意識を生みやすくなります。
結果、侵入しやすい状態が長期間続くことになります。
原因2:オートロック=安全という大きな誤解
オートロックは「侵入を完全に防ぐ設備」ではありません。
オートロックがあることで、
逆に住民自身の警戒心が下がるケースを何度も見てきました。
原因3:住民同士が「知らない人」に慣れてしまう
集合住宅では、
・顔を知らない住民
・初めて見る人
がいても違和感がありません。
そのため、
・見知らぬ人が共用部にいても気にしない
・「住民かもしれない」と思って声をかけない
という状況が生まれやすくなります。
集合住宅は、その条件を満たしやすいのです。
原因4:「自分の部屋は大丈夫」という過信
特に多いのがこの考えです。
・高層階だから安全
・角部屋じゃないから狙われない
・人通りが多いから大丈夫
しかし実際は、
・ベランダ伝いの侵入
・非常階段の利用
・上階から下階への侵入
など、想定外の侵入経路が存在します。
私は「ここは無理でしょ」と思える場所ほど、
対策が甘いケースを何度も見てきました。
原因5:防犯対策が「共用部任せ」になっている
集合住宅では、
・共用部=管理会社
・専有部=自分
という線引きがあります。
その結果、
玄関ドアの補助錠なし
窓がノーマーク
センサーライトなし
といった状態になりがちです。
空き巣は共用部ではなく、最終的に”個人の部屋”を狙います。
防犯意識を下げないために実践者が勧める行動
① 自分の部屋は「戸建て感覚」で考える
→ 玄関・窓・ベランダは自分で守る
② オートロックを信用しすぎない
→ 「通過される前提」で対策する
③ 視覚的な防犯を取り入れる
・補助錠
・センサーライト
・防犯カメラ(ダミー可)
見た瞬間に「ここは面倒」と思わせることが重要です。
実践者からのまとめ
集合住宅は「安全」ではなく「油断しやすい」
防犯意識の低下は、空き巣にとって最大のチャンス
管理会社任せでは自分の部屋は守れない
賃貸・分譲関係なく、最終的に守るのは自分
防犯対策は、大きな工事よりも「意識の切り替え」が最初の一歩です。
「集合住宅だから安心」ではなく、
「集合住宅だからこそ自分で備える」
この意識が、被害を防ぐ最大の防犯対策になります。
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